人が多い。
- 人が多すぎる。
- 地元の花火大会状態がデフォルト。
- めちゃくちゃ歩く。
- 歩くスピードが速い。
- タクシーに乗らない。
- 足が痛くなる。
- 空気が不味いとか聞くけど、別に変わらない。
- 魚は絶対に高知の方が旨い。
- 築地にも豊洲にも高知の刺身は負けない。
- 電車に乗るのが難しい。
- 電車の乗り換えがワケワカメ。
- とはいえ、スマホがあれば大丈夫。
- 満員電車で降車するときにドアが遠かったら、降りるのを諦めたくなる。
- そもそも、ここは駅なのか、デパートなのか、ホテルなのか・・・
- ビルが高い。
- ついついビルを見上げたくなって首が痛くなる。
- 水道水が不味いと聞くけど、怖くて飲んだことがないから分からない。
- カップルが手を繋ぐのを躊躇しない。
- そ、そんなとこでイチャつくのかってカップルがいる。
- エスカレーターでイチャつくカップル、半端ない。
- 同じような店がいっぱいある。
- テレビで見たことのあるチェーン店があって羨ましい。
- 初めて松屋に行ったけど吉野家の方が好みだった。
- 都会の人は冷たいとか言うけど、そうでもない。
- 普通に道を教えてくれる人がいる。
- 「黒いマスク=中国人」のイメージがあったけど、東京では日本人も黒いマスクをしている。
- 普通のオッサンがやけに垢抜けている。
- オッサンなのに清潔感がめっちゃある人が多い。
- どこに行ってもイルミネーション。
- 電車が揺れても平気。手すりに掴まらずに、なぜ普通に立っていられるのか。
- 他人のことが気にならなくなる。
- 電車→徒歩→乗り換えの連続でいつトイレに行けばいいのか分からない。
- ハチ公前の記念撮影の人多すぎ。
- 雷門の記念撮影人多すぎ。
- 帰ってからのネタのために、メイドカフェに行ってみたけど想像以上に恥ずかしかった。
- (萌え萌え、にゃんにゃんとかポーズをやらされるw)
- 秋葉原のメイドカフェで、アホっぽいメイドが外国人客を相手するとき、英語がペラペラでビビった。
- 宝くじ買うのに90分待ちってシンジラレナイ。
- (西銀座チャンスセンター)
- 道路は高級車ばっかり。
- 夜はなんか怖い。
拝啓。東京様
東京、お前はすげえ街だよな。
どこに行っても人がいっぱいいるし、ビルは高いし、
土が見えねえよ、まさにアスファルトジャングルだ。
みんながなにかに急いでるように見えるし、どこか疲れてるかのようにも見える。
でも、それでもみんな進んでいく。
前に前に進んでいく。
進むスピードが早えよ、歩くスピードが速えよ。
ガタンゴトンガタンゴトン。
電車の音が頭にこびりついて離れない。
満員電車の空気感、息苦しいし、冬なのに暑いし。
東京、
俺はお前を歩いて歩いて歩いたよ。
ハチ公にも会ったし、オッサンのくせに原宿にも行ったし、
意味もなく昼間の歌舞伎町を回ったりもした。
109の店員さん、
どこの店の店員も同じことを言うんだな。
「他店には無いんですよ~。」
「これ、実は芸能人もよく買ってくれるんですよ。」
「実は私も同じの持ってて・・・」
お台場にも行ったし、レインボーブリッジも見たよ。
レインボーブリッジってほんとにレインボーなんだな。
知らなかったよ。
浅草の雷門にも行った。
すっげえ人でさ、記念撮影してたら、記念撮影してる人が撮れたよ。
あと、秋葉原。
変わった街だった。
見渡せばすぐに目に入る「DVD」「ビデオ」「パソコン」「アニメ」の文字。
勇気をふりしぼってメイドカフェにも行ってみた。
別にそんな趣味があるわけじゃない。
ただの興味本位で行ってみた。
凄かったよ。
恥ずかしかったよ。
萌え萌えポーズとか、にゃんにゃんポーズとかやらされてさ、
恥ずかしすぎだろ、まったく。
(ま、やったけどさ笑)
もう一生行くことはないと思うけど、でも、行ってよかったよ。
メイドのお姉さんの情熱はしっかりと感じることができたから。
仕事に誇りを持ってやってるんだと、
プロのメイドカフェの店員なんだと、
そんなことを感じたよ。
なあ、東京、
大都会、東京、
ハッキリ言って俺はお前には住めない。
俺は高知が好きだ。
やっぱ田舎が好きなんだ。
でも、思うこともあるよ。
一度くらい東京で勝負してみたかった。
なんの勝負かって?
知らねえよ、なんでもいいんだよ。
なんでもいいけど、そう思うんだ。
ロック歌手を目指す若者がよく言うだろ?
「荷物はギターとタバコだけでいい。」
そんな感じでさ、
パッと電車に飛び乗って、
鈍行で1日かけて上京してさ、
東京で勝負する。
そんなことをやってみても良かったかなと、
そう思ったりもする。
田舎はやっぱ平和で、刺激は少ない。
他人が他人を異様に気にするんだ。
アイツが仕事をサボってる、アイツがあの子と歩いてたって。
どうでもいい他人のことを気にして、噂して、
そんなくだらないヤツがいっぱいいる。
いい加減ちゃんとしなさい。
男は安定した仕事をして、女は子どもを産んで、
30代にはマイホームを買って・・・
そんなテンプレ人生しか認められないヤツがいっぱいいる。
要するにさ、田舎はさ、
東京、お前と違って暇なんだ。
暇だから他人のことが気になるし、
暇だから噂するし、暇だから色々と考える。
でも、そんな暇な人生でもみんな一生懸命生きてきた。
だから、肯定したいんだ。
みんな、自分の人生を肯定したいんだ。
だからこそ、テンプレしか認めない。
自分の人生を肯定するために、他人も自分と同じような道を歩んでもらわないと困るから。
自分と正反対の人生を歩んでる幸せそうな人を見るのが怖いんだ。
それが身内ならなおさら、そんなの怖くて認められないんだ。
それが田舎だ。
東京、お前とは全然違うだろ?
でもな、
それでも俺は高知が好きだ。
この街が好きだし、この街で頑張りたいと思ってる。
幸い、今はインターネットがある。
高知にいても、東京と勝負ができる。
ネットを通してさ、東京と勝負ができるんだ。
違うのは空気。
あの刺激たっぷりの東京の空気を吸いながら書くブログと、
田舎でゆるりと書くブログ。
いわゆる、ハングリー精神だよな。
完全に負けてしまいそうだ。
そういう意味では、今回、東京に行けてよかったよ。
お前の空気をたくさん吸えてよかったよ。
たくさん刺激をもらった。
激しい街の雰囲気を感じられた。
少子化だの、高齢化だの言ってるけど、
東京は若者ばっかりいるんだな。
ビックリしたよ。
東京、お前はこれからも進み続けるのだろう。
前に前に発展し続けるのだろう。
なあ、東京、お前はこれからも多くの人を飲み込んでいくことだろう。
何人もの人がお前に夢を見て、お前に裏切られて、お前から逃げていく。
そんなことを永遠と繰り返していくのだろう。
俺はお前の土俵には乗らない人生を選択した。
ちょっと後悔もあるけど、今は今で楽しんでる。
お前のギラギラでキラキラでガタンゴトンでワチャワチャでゴミゴミした感じ、
ずっと忘れないように覚えておくよ。
てか、それを忘れそうになったらまた行くよ。
東京、東京で勝負はしなかったけど、東京と勝負はするからな。
俺は俺で頑張るから。
お前はスゲエ。
でも、俺も負けない。
東京のエネルギーに負けないような人生を生きて行こう。