人生の教科書 by 情熱中年サラリーマン

情熱中年サラリーマンの自由と情熱のブログ!若者にメッセージを!大人には勇気を!!ベテランの生の人生を基に、人生の教科書的なブログを目指してます。人生に迷う方々!!ぜひ読んでみてください!何か「気づき」があるはずです。

中年サラリーマン後悔と決意とつぶやき

大分の小学生女子バレーボールチームの体罰問題。日本の教育の深い闇を象徴してるって話。子どもの育成で最も大切なこととは?

f:id:t4121aka:20191123113111p:plain


全国大会に出場した大分県日出町の小学生女子バレーボールチーム。


男性監督が女児を平手打ちするなど日常的に体罰があったと報道されている。

しかも、県バレーボール連盟は、被害女児や保護者に聴取せず、「体罰なし」と認定。


さらに、一部の保護者が通報した保護者を糾弾したとのことだ。


指導者と連盟と一部の保護者の行動が問題とされているこの事件。

この事件は日本の教育の闇を象徴しているように感じる。


本来、大切にすべき「子どもの発育」を蔑ろにし、

「勝利」と「大人満足」のみを追求する姿勢。


まだこんなことがあるのかと憤りを感じずにはいられない。

体罰の通報後に開催された保護者会

体罰の被害が訴えられた後の7月16日。
庁内の公民館で保護者会が開かれた。


保護者会には、チームに所属する女児の保護者や、OGの保護者ら約40人が集まった。

誓約書

保護者会では、ある誓約書への署名か全保護者へ強要された。


その誓約書にはこう書かれていた。

1.指導者の批判批評は一切しない
2.他の保護者や子供達への批判批評、傷つける言動や行動は一切しない
3.クラブ活動におけるケガや事故が起こった場合、他人を追求しない
4.チーム内で起こったことを公言しない
5.チームワークを乱す行為をしない
6.指導者、保護者、チーム全体について、関係協会や団体等に訴える行為をしない

 

誓約書には、この誓約を守られていないと保護者会の半数以上が判断した場合は、子どもを退部させることを受け入れ、意義を述べないことも記載されていた。

通報したとされる保護者が正座させられ詰問

また、保護者会では、通報したと疑われた親が正座させられ、リーダー格の保護者に詰問された。

保護者会は、午後6時半に始まり、4時間に及んだ。


以下、毎日新聞の記事から抜粋した保護者会での発言

誓約書を用意した。二度と告発が起きないように署名と捺印をしてもらおうと思う。

県小連、日小連に報告するヤツは退部してください。

 

(連盟に報告した)親は自分の言いたいことばっか言って、我慢を知らないのか。

 

県小連とかに密告したら、自分の子供に返ってくるのが分かっちょんのか。
バレたら子供が高校に行けない可能性がある。

チームの参加に入った以上、そこは分かってほしい。

 

体罰を受けているのは子供たちも分かっている。
先生(監督)の言うことを一回で聞けばそうはならない。

体罰の何が悪いのか?

 

連盟に報告する意味があるのか。

チームの存続が危うくなるし、監督が職を追われるということになりかねない。

 

全国大会に行くために練習してるんやろ。

 

一致団結せんと。

 

学校だったら横社会だけど、社会体育は縦社会。

下が上に教わるとか、社会に出るための第一歩を教わるのが社会体育だ。

「子どものため」が蔑ろに

社会体育はどうのとか、
監督の職がどうのとか、
子供たちは分かっている?
退部してください?

 

本当にヒドイ発言のオンパレードだ。


何が一致団結だと、

何が全国大会だと、


本当に何も分かっていない。


当然だけど、

学校も、クラブも、塾も、習い事も、

全ては子どものためにある。

 

親の自己満足のためでも、指導者のストレス発散のためではない。


今風に言うと、

「子どもファースト」でなくてはならない。


そんな当たり前のことが蔑ろにされ、子どもが大人のおもちゃのように扱われる。

こんな昭和初期みたいなことが未だにあるなんて。


マジでどうかしてるよ。

体罰は必要なのか?

教育問題になると、どうしても議論になる「体罰」。


体罰は必要なのか?」の議論。


基本的に体罰は絶対にダメだとされているが、

「とはいえ」って場合もある。


体罰なしに「荒れる子ども」をどうするのかと。

「ここは殴ってでも分からせなければ」と。


みんな色んな考え方があるだろう。


自分も、すべての体罰が絶対悪とは思っていない。


人に危害を加えたとき、他人にとんでもない迷惑をワザとかけたとき。

そんなときは、ゲンコツ程度は必要なのかなと思っている。


例えば、今回のようなバレーボールチームで言えば、
プレーに関する指導での体罰は絶対にダメ。

「なんでそれが出来ないんだ!」
「なんで声を出さないんだ!」
「練習をサボるな!」
「もっと走れ!!」

こんな理由で体罰をするのはNG。


でも、

「チームメートをイジメるな!」
「チームメートの練習の邪魔をするな!」
(ヒドイ邪魔をする場合)

こんな理由での体罰は一定必要なのかなと。


そんな風に思っている。
(これも古い考え方かもしれませんが。)

体罰が最悪な理由

でも、今回は様子が違う。

保護者会での発言を見る限りでは、「勝つ」ための体罰のように感じる。


自分も少年サッカーのコーチをやってたから分かるけど、

悲しいけど、「指導者が怖い」と「チームが強い」はリンクするのだ。


小学生年代では、「無理矢理」頑張らせるチームが強くなってしまうのだ。


でも、当たり前だけど、こんなのは偽りの強さだ。


そのとき強いだけ。


怒られるから頑張る。

怒られるから走る。

怒られるから声を出す。


こんな癖のついた子どもは自分で考えることが苦手になる。

人から言われないと動けない人になる。

 

体罰は子供のその後の伸びを小さくしてしまう。


勝つための体罰は、その暴力自体も最低だけど、

子どもの成長すら阻害する、そんな最悪の行為なのだ。

少年期に覚えるべきこと。

少年期に覚えるべきことは、下が上に習うことでも、縦社会でもない。
(当たり前)

それが社会に出るための第一歩って発言は本当に終わってる。


少年期に覚えるべきことは「自分で考える力」だ。


色んな失敗と成功を体験し、

もっと良くなるためにはどうすればいいのか?


そんなことを自分で考える。

そして、改善方法を見つけ出す。

さらに、実行する。

それからまた考える。


バレーボールの技術向上そのものも大切だけど、

それより大事にすべきは、「技術向上に向けて自分で考えて実行する力」だ。


それさえ身につけば、永遠に上達し続けるだろうし、

例えバレーボールをやめても、別の分野でも同じことができる。


何か課題があれば自分で改善方法を見出して解決できる。


そんな人間に成長できるのだ。


縦社会を教えることが社会に出るための第一歩なんてホントにバカげてる。

こんな力をつけてあげることこそが社会に出るための第一歩だろ!


また、

「全国大会に行くために。」

こんなのは大人のエゴだ。


もちろん、子どもたちも全国大会に行きたいだろうけど、

でも、殴られてまで、友達が殴られる所を見てまで行きたいと思ってるのか?


そんなわけないだろ、まったく。


だいたい、この監督。

強豪チームの監督かなんか知らないけど、
「殴らないと教えられない」んじゃないのか?


殴らないと子どもを上達させることができないんじゃないのか?


マネジメントと育成と教育。

ちゃんと考えろよ!!

ちゃんと学べよ!

体育会系大好きの日本

日本には、まだまだこんなことが多くあるのだろう。


そもそも、部活、運動会、そして何といっても甲子園。

日本は子供に無意味な負荷をかける行事が多すぎる。


猛暑の中での走り込み、
連日連日の熱闘からの熱投。

 

頑張れ、努力、根性、、、


根性論が大好きな日本らしいけど、

そろそろ変わるべきだと思うんだ。


もっと科学的に、もっと効率的にスポーツをするべきだ。

もちろん、その中からとことん自分を追い込んで鍛えるアスリートも生まれてくるだろう。

それはそれで負荷をかけて頑張ればいい。


でも、そうじゃない子どもがほとんどだ。


日本の教育、育成は変わらなければならない。


もっと効率的に、もっと科学的に。


汗をかくこと、無理をすること、疲れること、

こんなことと「上達」「成長」はイコールではない。


疲れが大きいほど上達したかのように感じるけど、それは大きな勘違いだ。

 

そこに科学的な理論はなにもない。


根本的な考え方を変えなければならない。