人生の教科書 by 情熱中年サラリーマン

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中年サラリーマン後悔と決意とつぶやき

選挙カーで名前を連呼する理由がヤバすぎる!ここが変だよ、日本の選挙!!

7月21日は、参議院選挙の投票日。

 

「〇〇、〇〇でございます。」

「〇〇、〇〇をよろしくお願いします。」

「〇〇、〇〇です。」

 

そろそろ名前連呼の選挙カーに嫌気がさしている頃じゃないか?

選挙が大事だってことは重々承知してるけど、
土日の朝とか、うっせえよなマジで。

 

てか、名前連呼になんの意味あるんだよ。

 

セイサクを語れよ、セイサクを!

 

って、選挙カーで、みんながみんな、名前連呼しかしない理由を知ってるか?

実は、選挙カーで政策を語らないのには理由があるんだ。

 

なんと!

法律で決まってるんだ!

 

公職選挙法の規定で、選挙カーでの移動中は名前連呼しかダメなのだ。

 

謎なルールだよな。
でも、こんな変なルールが日本の選挙制度にはたくさんある。

 

今日は、世にも奇妙な日本の選挙制度を紹介していく。

 

若者向け!誰も言わない選挙に行った方がいい理由はこちらから。↓

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選挙カーで名前連呼

選挙カーで名前連呼しかダメな理由を詳しく説明する。

まずは公職選挙法の2つの条文を見てほしい。

 

(連呼行為の禁止)

第百四十条の二 何人も、選挙運動のため、連呼行為をすることができない。ただし、演説会場及び街頭演説(演説を含む。)の場所においてする場合並びに午前八時から午後八時までの間に限り、次条の規定により選挙運動のために使用される自動車又は船舶の上においてする場合は、この限りでない。

 

(車上の選挙運動の禁止)

第百四十一条の三 何人も、第百四十一条の規定により選挙運動のために使用される自動車の上においては、選挙運動をすることができない。ただし、停止した自動車の上において選挙運動のための演説をすること及び第百四十条の二第一項ただし書の規定により自動車の上において選挙運動のための連呼行為をすることは、この限りでない。

 
まとめるとこうだ。

①名前連呼はダメだけど、
②車なら名前連呼OK。
③車での選挙運動はダメだけど、
④停車中ならOK。

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結論、

選挙カーで移動中は、名前連呼しかできない。

ということになる。

 

名前連呼は原則禁止だけど、
車なら特別にオッケーだよ。ってことだ。

 

なんなんだ?
このワケワカメな制度は、、、

車で移動中に政策を語ったらなんでダメなんだ?

 

それに上の条文の一部。

「選挙運動のために使用される自動車の上においては、
 選挙運動をすることができない。」

 

これって日本語として成立しているのか?

 

「料理のために使用される台所においては、
 料理をすることができない。」

「サッカーのために使用されるグラウンドにおいては、
 サッカーをすることができない。」

 

こんな日本語ってあるのか?

 

さらに、ここで言う自動車とは、
乗用自動車1台のみが認められるものである。

大型自動車はNGだし、バイクもNG。
自転車もNG。

 

車で、ワーワー名前を連呼することはOKで、
自転車でゆっくり移動しながら、
名前を呼びかけることは違法。

 

世にも奇妙なルールだけど、それが日本の法律なのだ。

 

メールでの投票呼びかけは×、LINEなら○

これも理解不能なルールだ。

 

推しの候補者がいたとして、

知り合いにメールで推薦したら違法だけど、
LINEのトークではOK。

TwitterFacebookで広く訴えるのも、
個別にDMするのもOK。
電話で呼びかけるのもOK。

 

なぜかメールだけはダメ。
(候補者本人及び政党は条件付きでOK。)

 

もう謎としか言いようがない。

 

また、こんなよく分からないルールもある。

ホームページやツイートを紙に印刷して配ることはNGだけど、
ネット上で拡散することはOK。

このルールに何か合理的な理由はあるのだろうか?

 

細かく決められている備品類

選挙事務所やポスター、たすき、ハガキなど。

これらには、細かいルールがある。

主なものは以下のとおりだ。


・選挙事務所:1か所のみ
・選挙事務所の表示類:ポスター、立札、看板などから3つ以内と、ちょうちん1個
・演説会の会場外:ポスター、立札、看板などから2以内と、ちょうちん1個
・演説会の会場内:ポスター等は制限なし。ちょうちんは1個
選挙カーの広告:ポスター等は制限なし。ちょうちんは1個
・たすき等:縦273cm×横73cm以内
・看板等:縦350cm×横100cm以内
・ポスター:ポスター掲示場のみ。
・ハガキ:3万5千枚。(衆議院
・ビラ:7万枚(2種類まで)(衆議院
・ネオンサインはNG
アドバルーンNG

 

ちょw

なんだよ、ちょうちん1個って。笑

 

いくらなんでも細かすぎると思わないか?

読むのも嫌になるような細かさだ。
この細かさは姑以上だぜ!笑

たすきの大きさを制限する意味ってなんなんだ?

 

平等を履き違えている

これらは、平等を履き違えた結果、起こっていることだ。
中途半端に平等を求めた結果、矛盾が生まれているのだ。

 

選挙は民主主義において、最重要イベント。
これは誰もが認めるだろう。

 

そして、選挙は平等でなければならない。
これも誰もが認めるだろう。

 

問題は、この先。

 

どこまで平等を強制するのか?

が大事なのだ。

 

逆に言えば、

平等のために、どこまで自由を奪うのか?

ということだ。

 

今はその規制が中途半端に強い。

自由を奪いまくって平等っ「ぽく」する。

そんな状況である。

 

理屈としては、

何でもありでは、金持ちしか政治家になれない。
庶民の代表者も政治家に必要だ。

 

だから、なるべく金のかからない選挙を。

こんな理想を守ろうとしているのだろう。

 

金持ちが金に物を言わせて、

 ✉ハガキを送りまくったり、
 🖼ポスターを貼りまくったり、
 〇看板を立てまくったり、
 💡ネオンでガンガン宣伝したり、
 🎈アドバルーンを飛ばしたりする。

このような行為を禁止して、

金があっても無くても
なるべく対等な勝負ができるようにしているのだ。

 

言わんとすることは分かる。

確かに、金に物を言わせた選挙をすると、
金の無い人は劣勢になるだろう。

 

でも、センスがない。

自由と平等の判断基準がイケてない。

 

車が良くて、自転車がダメ。
LINEが良くて、メールがダメ。

まったくもってセンス0だ。

 

供託金

ここまで、細かいルールは金持ちが有利にならないためって話を書いてきた。
しかし、日本の選挙制度最大の矛盾。

世界と比べてベラボーに高い供託金はなんなんだ?

 

供託金とは、立候補者が払う金。
衆議院選挙では、300万円を払わないと立候補できない。

 

生活が苦しい。
貯金なんてできない。
政治家になって、そんな社会を変えてやる。

こんな熱い想いを持った人がいたとする。
でも、この人に本当に貯金が無ければ、立候補はできない仕組みなのだ。

 

300万円は、世界各国に比べてダントツで高い金額だ。
日本は、大金を納めないと立候補できない国なのだ。

 

ハガキの枚数や看板の大きさより、
間違いなく、供託金が庶民を立候補から遠ざけている。

 

金持ちに有利にならないように、
細かいルールがあるのに、

そもそも金持ちしか立候補できない!!

日本の選挙制度最大の矛盾だ。

 

ちなみに、世界の供託金は以下のとおりだ。

イギリス:8万円

アイルランド:6万5千円

オランダ:150万円(1政党あたり)

カナダ:10万円

オーストラリア:18万4千円

ニュージーランド:2万4千円

インド:1万7千円

マレーシア:16万円

シンガポール:126万円

台湾:67万円

韓国:135万円

トルコ:40万円

アメリカ:0円

フランス:0円

ドイツ:0円

イタリア:0円

日本:300万円(衆議院

 

日本が飛びぬけて高いことが分かってもらえたと思う。

 

大袈裟ではなく、
金が無いと選挙に出られないのが日本だ。

一方で、金持ちが有利にならないようにと
細かい規制がたくさんある。

 

ほんとセンスねえわ、ニッポン。

矛盾の塊のような制度だ。

 

現職にとっては最高の制度

なんでこんな矛盾に満ちた制度が改善されないのか?

 

それはもちろん、現職議員にとっては都合がいいからだ。

 

供託金が高い方がライバルが減る。

細かい規制があった方が、新しい風が吹きにくい。
(新しい工夫がやりにくい。)

 

今までどおり。

なにごともなく。

当選する。

 

現職議員にとっては、今の選挙制度が一番いいのだ。

 

ライバルが出馬しにくい制度で、
新人が出ても工夫しにくい制度。

 

現職からしたら最高だろう。

 

自由と平等を考えよう

自由と平等。

これは選挙に限らず、すべてにおいて難しい。

 

自由と平等は、絶対に両立はできないのだ。

 

自由を大事にするのか、
平等は譲れないのか。

まずはそこをハッキリする必要がある。

 

目指すベクトルは全員一緒だろう。

 

公正で公平な選挙。

全員が分かっていることだろう。

 

でも、細かく規制し過ぎじゃないのか?
もっと個性が出るように規制緩和するべきじゃないのか?

 

もちろん、個性は政策で出せばいい。

でも、政策をどう伝えるか、
どんなセンスいい活動をするのか。
どんな工夫をして選挙戦を戦うのか。

俺は、そんなところでも候補者を評価したい。

 

ネオン広告もいいし、
アドバルーンもいい。
もちろん、インターネットはドンドン使うし、
ハガキばら撒き作戦を展開してもいい。

 

候補者の個性がもっと見たいのだ。

今の制度では、
お堅い当たり障りのない話を聞くことしかできない。

 

選挙の戦い方を通して、
センスとか感性を評価するのもよくないか?

 

 

逆に、もし平等に重きを置くのなら、供託金制度は廃止すべきだ。

 

さらに、選挙カー禁止、ハガキも看板も禁止して、
テレビでの公開討論や公の場所での演説会、討論会のみとする。

 

ガチで真面目な討論会しか認めないことにして、
MAXの平等を目指す。

今の中途半端よりは、こっちがよくないか?

 

中途半端では、矛盾しか生まない。

 

だいたい、投票率を上げたいのなら、
スマホでポチっと投票できるようにしろよって話だ。

 

ネット投票が実現したら、政治の勢力図は一気に変わるだろう。
(だから実現しないんだけど。)

 

ということで、世にも奇妙な選挙制度を書いてきた。

 

奇妙とは言え、今はこれがルールだ。

 

みんな、ルールを守りながら、しっかりと議論をしよう。
恥ずかしがらずに政治を語ろう!

 

そして投票に行こう!!

 

特に若者たちよ!!

未来は君たちの手の中にあるのだ!!!

 

あ、補足として注意事項。

SNSを使っての選挙活動は誰もが自由だけど、
投票日の前日までとなっている。

 

投票日当日に、〇〇さんに投票しましょう!
ってツイートしたら公職選挙法違反になるのだ。

 

何がダメなのだろう・・・


それでは!!

レッツゴー選挙!!!