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情熱中年サラリーマンの自由と情熱のブログ!若者にメッセージを!大人には勇気を!!ベテランの生の人生を基に、人生の教科書的なブログを目指してます。人生に迷う方々!!ぜひ読んでみてください!何か「気づき」があるはずです。

中年サラリーマン後悔と決意とつぶやき

経済が止まって自殺者が減った事実。人を苦しめるのはお金じゃなくて人なのだろう。日本の自殺者の推移。 

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令和2年4月。

新型コロナウイルス感染症による自粛で日本の経済活動の多くがストップした。


そんな中、こんなことが言われた。

 

  • コロナより、経済が回らない方が怖い。
  • コロナで亡くなる人より、生活苦でクビをくくる人の方が多くなる。


新型コロナウイルスは怖いけど、でも、それで経済を止めちゃうと、店が潰れたり、給料が減ったり、仕事をクビになったり。


生活が苦しくなって自殺する人が増えるんじゃないかと。

その人数はコロナで亡くなる人より多いんじゃないかと。


そんなことが言われていた。


しかし、4月に限って言えば、結果は逆だった。

4月の自殺者は、昨年の4月と比べて359人少ない1455人で、19.8%も減少したのだ。


間違いなく、昨年より収入が減った人が多いはずなのに。

仕事を失った人もたくさんいるだろうに。


自殺者は減った。


「人生は金じゃない!!」とは、キレイごとで言われることが多い言葉だけど、実はこれが真理なのだろう。


人生は金じゃないのだ。

人を苦しめるのは金じゃなくて人なのだ。


金と人、人と人。

人を苦しめるものとはなんなのか。どうやって生きていけば幸せなのか。


そんなことを書いていく。

 

自殺者が減った理由

まず、自殺者が減った理由を考えてみる。

なお、自粛(経済活動ストップ)と自殺との関係を考えていくので、自殺原因で一番多い「健康」や、その他、家庭環境、イジメなどの原因による自殺を分析するものではない。

お金がなければ生きていけない?

「お金がなければ生きていけない?」


これの答えは、YESなのか?

答えは、「はい、生きていけません」になるのか?


これは違う。

というか、質問が間違っている。こんな質問は成立しない。


だって、日本人は「生きていけないほど金がなくなることはない。」のだから。


日本には、生活保護制度があって、生きていくための金は国から保障されている。

仕事がなくて生活に困っても、生活保護を受給すれば生活ができる。


要するに、「お金がなければ生活はできない」けど、理論上、「生活ができなくなるほどお金がなくなることはない」のだ。

生活はできるのに自殺する原因とは?

では、「生活ができないほどお金がなくなることはない」のにナゼ自殺するのか?


これは、自殺が「お金がなくなった」という事実ではなくて、お金がなくなったことによる人の心の変化が原因になっているからだと思う。

 

  • 「お金がなくなって恥ずかしい」
  • 「お金がなくなって悔しい」
  • 「お金がなくなって大切な人を悲しませた」
  • 「お金がなくなってアイツにバカにされた(る)」
  • 「お金がなくなって人が離れていった」


といった、「お金がなくなった」後の他人の行動が心を苦しめる。
他人がどう思うか、他人がどんな態度をとるかといった、他人の反応が人を苦しめる。

というか、他人にそうやって思われると勝手に自分で想像してしまうことが一番人を苦しめているのではないだろうか。


足が遅いのはどうでもいいけど、運動会でみんなの前で走るのは嫌なもんだ。

てか、運動会さえなければ、足が遅いことなんて気にもならない。

 

それと同じで、金がなくなったことより、金がなくなったことが人にバレることの方がストレスなのだ。


生活保護があるのに受給しない人が多いのも同じ理由だろう。


金がなくなったというのはただのきっかけにすぎなくて、人を本当に苦しめるのは、他人の言動や態度、また、それを必要以上に考えてしまう自分の心なのだ。


誰もあなたを責めてなんかいないのに。

誰もあなたをダメな人間だなんて思っていないのに。

誰もあなたを恥ずかしい人だなんて思っていないのに。


そう思われていると感じてしまう。

必要以上に他人からの評価を気にしてしまう。


そして、そこから逃げられなくなって苦しくなる。


これは本当に悲しいことだ。


いざとなれば生活保護で生きていけるのに、それを邪魔するのは他人の言動や態度、そして自分の心なのであって、本当の意味で恐ろしいのは、「金」じゃなくて「人」なのだ。

4月の自殺者が減った理由

そう考えると、自粛により「人」と関わることが激減した4月の自殺者が減少したのは当たり前なのかもしれない。


「関わりが少ないから他人を気にしないでいい」という、ほどよい孤立感と「みんなが同じように苦しい」という、みんな一緒の安心感。


こんな状況が自殺者が減少した理由なのではないだろうか。


また、「大好きな家族が家にいる」ということも理由の一つだろう。

これから自殺者が増える?

でも、今後は変わってくるだろう。

むしろ自殺者は例年以上に増えていくだろう。


経済活動が再開され、他人との関わりが増え、他人の評価を必要以上に気にしなければならない社会がまた戻れば、自殺者が増えるはずだ。


過去の経済不況時もそうだった。


京都大学レジリエンス実践ユニットの発表では、新型コロナに伴う経済不況により14~27万人も自殺者が増えると推計されている。

自殺者を減らすために

日本では年間で2万人以上が自殺により亡くなっている。

1日に50人以上もの人が自ら命を絶っているのだ。

※下記参照。数字は厚生労働省ホームページより


こんなに裕福な国なのに。

こんなに社会保障がしっかりあるのに。


日本人には礼儀正しくて、規律を守る素晴らしい国民性があるけど、それは時に個性を否定する方向に向かう。


自粛警察や不謹慎狩りなど、少し恐ろしく感じるような状況になることも少なくない。


自分の考え方を絶対だと思ってはダメだ。

別に優しくしなくてもいい。でも、誰かを攻撃するのはやめよう。


個性を認め合うことが自殺を減らすための一丁目一番地だ


これから自殺者が増えると推計されている中、本当の意味で個性を認めることを今一度考えなければならない。

日本の自殺者推移

日本の自殺者の状況は以下のとおりだ。

 

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S53年 20,788人

S54年 21,503人

S55年 21,048人

S56年 20,434人

S57年 21,228人

S58年 25,202人

S59年 24,596人

S60年 23,599人

S61年 25,524人

S62年 24,460人

S63年 23,742人

H 1 年 22,436人

H 2 年 21,346人

H 3 年 21,084人

H 4 年 22,104人

H 5 年 21,851人

H 6 年 21,679人

H 7 年 22,445人

H 8 年 23,104人

H 9 年 24,391人

H10年 32,663人

H11年 33,048人

H12年 31,957人

H13年 31,042人

H14年 32,143人

H15年 34,427人

H16年 32,325人

H17年 32,552人

H18年 32,155人

H19年 33,093人

H20年 32,249人

H21年 32,845人

H22年 31,690人

H23年 30,651人

H24年 27,858人

H25年 27,283人

H26年 25,427人

H27年 24,025人

H28年 21,897人

H29年 21,321人

H30年 20,840人

個人を尊重する

このブログで何度も書いてきた。


個人を尊重するということ。

www.taka.work


嫌いな人を好きにならなくてもいい。

でも、そんな人もいるんだと認める。


自殺者を減らすためにはこれがなによりも重要だと思う。


正義をふりかざして、「こうあるべき」という「あるべき論」を人に向けているあなた。

あなたが誰かを傷つけているのです。


あなたの理想の人間像はあるかと思います。

でも、それは絶対ではありません。

 

  • 毎日部屋の掃除をする人もいれば、年1回しか掃除しない人もいます。
  • 足が速い子もいれば、遅い子もいます。
  • とにかく子育て第一のママもいれば、週1回は飲み会に行くママもいます。
  • 金髪のオッサンもいれば、見た目の真面目さにこだわる人もいます。
  • タトゥーを入れる人もいれば、タトゥーを絶対に許せない人もいます。
  • 結婚したい人もいれば、結婚は嫌だけど子供はほしい人もいます。
  • 早く結婚する人もいれば、生涯独身がいいと思う人もいます。
  • 出世したい人もいれば、一生ヒラ社員が気軽でいいという人もいます。
  • ネクタイが大嫌いな人もいれば、服装に厳しい人もいます。
  • 勉強と部活を頑張る学生もいれば、ゲームが大好きな学生もいます。
  • 弱い男もいるし、強い女もいる。


世の中には色んな人がいます。

 

  • 子供なら、
  • 学生なら、
  • 大人なら、
  • 男なら、
  • 女なら、
  • お母さんなら、
  • 親なら、


こうあるべきだ。こういうことをするべきだ。こんなことをしたらダメだ。


そう考えることはかまいません。自分の理想はあるかと思います。

でも、それを他人に求めてはいけない。


アイドルだってトイレに行くんだぜ?ってことを分からなければならない。


みんながみんなを好きにならなくてもいい。

だけど、みんながみんなを認めよう。

分かり合わなくていい。そういう人もいるんだと認め合うんだ。


そして、他人の評価を気にしすぎるのはやめよう。

誰かに何かを思われるって感情を突破しよう。


どうでもいいんだ。

自分が楽しければどうでもいいんだ。


法律を守って、人を傷つけない。人に迷惑をかけない。

それだけ守ってれば、他のことはどうでもいい。


好きに生きればいい。


日本は、ミスっても国が金をくれる国だ。

生きてるだけで丸儲けなのだ。


死んではダメだ。