こんにちは。
不景気・高齢化・増税・・・
暗いニュースが多い日本だけど、それでも日本は「豊かな国」だ。
何かに成功しなくても、
一発逆転を狙わなくても、
チャレンジに失敗しても、
ご飯は食べて行ける。
そんな国だ。
そんなことから日本人は、
「ハングリー精神が足らない。」
と言われることがある。
自分はサッカーが好きだけど、サッカー選手もよく言われる。
「なにがなんでも」という覚悟が足らないと。
「サッカーで成功しなければ生きて行けない。」
そんな気持ちが足らないと。
俺は、この感じが何とも言えず嫌いなんだ。
確かに、「頑張る」ことは大切なことだ。
「努力する」ことは尊いことだ。
絶対にやってやる。
退路はない。
やるしかない。
なにがなんでも。
こんな気持ちで前だけを見て進む。
そんな人は本当に輝いている。
でも、それは人それぞれだと思うんだ。
退路があるからこそ頑張れる人もいるし、
「失敗しても大丈夫」だからこそチャレンジできる。
そんな人もいるはずだ。
「ハングリー精神」とは、お腹を空かすことではない。
貧乏=「ハングリー精神」ではない。
裕福=「ハングリー精神がない」ではない。
自分の欲求に忠実に、
自分の想いに素直に、
飢える。
それこそがハングリー精神だ。
満たされるとダメなのか?
ただ、人は満たされると甘えることがある。
満たされると挑戦しなくなることがある。
安定した仕事があって、
幸せな家庭があって、
お金に困ることはない。
そんな状況で生きている人は、
何か新しいことにチャレンジしようと思わない人が多いだろう。
でもさ、それってダメなことなのか?
別にそれで良くないか?
だって幸せなんだから。
俺はそうじゃないと気付いた。
安定した仕事よりも挑戦したいと思った。
安定を捨てて、チャレンジングな人生にしたいと思ってる。
ハラハラ、ドキドキ、ワクワクした人生にしたいと思った。
でも、そうじゃない人もいる。
安定が好きな人もいる。
それはそれでいいよな、別に。
大切なのは本当の自分の気持ちに正直になっているかどうか。
「満たされている現状」で、
自分を見失ってないかどうか。
本当に今の自分が、心の底からの「ありたい自分」であるかどうか。
幸せバイアスで勘違いしてはならないのだ。
甘えと幸せは紙一重、無謀と勇気も紙一重
幸せバイアスに負けないためには、
今の自分は満たされている現状に甘えていないか?
本当に幸せなのか?
そんなことを自問自答しないといけない。
どっちでもいいんだ。
素直ならいいんだ。
大金持ちを目指してもいいし、
金じゃなくて自由を求めてもいい。
とにかく偉くなることを目指してもいいし、
平社員でストレスフリーを目指してもいい。
家族のために嫌な仕事を頑張ってもいいし、
リスクを負ってチャレンジしてもいい。
子育てに集中してもいいし、
子育ては誰かの手を借りて、自分のやりたいことをやってもいい。
なんでもいいんだ。
どっちでもいいんだ。
ほとんどのことは自由でいいんだ。
そんな時代にならないといけない。
やりたいようにやればいい。
誰もがそうやって生きて行ける時代にならないといけない。
もっと精神を解き放とう。
もっと自分の心を大切にしよう。
自分の心の声を聴くんだ。
心の声を聴いて、それを渇望する。
それこそがハングリー精神だ。
そんなこんなで今日も地球は回っている。
それ以上のことは考えなくていい。