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中年サラリーマン後悔と決意とつぶやき

大阪都構想と会社物語。※この物語はフィクションです。

【目次】

 

民主主義

大阪が賑やかだ。

統一地方選挙に知事・市長のW選挙。

大阪維新の会 VS それ以外」の構図だ。

選挙の争点も分かりやすい。

大阪都構想についての住民投票の実施の可否。
今回は都構想自体の賛否を問うんじゃなくて、
都構想を実現するか否かの住民による直接投票をするかしないかが争点だ。

 

俺は大阪に住んでないし、どっちがどうとか言うつもりはない。

でも、ある意味、ちゃんと民主主義やってるよな。
政策論争でしっかり選挙が盛り上がってるもんな。

 

前置きが長くなったけど、今日はある会社の物語を書こうと思う。
大阪の話にはまったく関係ない。
完全にフィクションの物語として見てくれ。

 

本社と支社

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ある会社の物語。
東京に本社を置く大企業。

東京、仙台、千葉、埼玉、神奈川、福岡、島根、高知に支社がある。
東京には本社と支社の2つの組織があった。

 

本社の仕事は全体の指揮と支社への支援。
会社全体の方針を決めるのが一番の仕事だ。
直接商品を売ったりはしない。
また特に島根や高知支社は職員も少なく、本社が協力して営業する。

 

【本社の仕事】

  • 会社全体の売上目標の設定
  • 海外との貿易交渉
  • 広報戦略
  • 商品開発
  • 支社への助言・指導
 

一方で、支社の仕事は商品を売ることだ。
地域特性に応じてお客様サービスを行う。

 

【支社の仕事】

  • 商品を売る
  • お客様対応
  • 商店街の人とも顔なじみ
  • 地域の夏祭りでも大活躍

支社には本社ではできない、きめ細かな商品の選別や営業手法の強みがあった。

 

本社と支社は、
「全体の指揮」と「地域密着の直接的なサービス提供」とで役割分担。
良好な関係で営業していた。

 

本社と東京支社

そしてバブル期。
会社は急成長を遂げる。

 

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特に東京支社。
東京という立地条件もあり急成長。
社員も増え売上も拡大。
会社全体の利益の3割ほどを稼ぐようになった。

東京支社は単独でもかなりデカい規模の会社となったのだ。

 

「東京のことは東京支社に任せた方が上手くいく。」

 

これを受けて本社は、東京での仕事は東京支社に任せることとした。

「全国の方針は本社が決めるが、東京の方針は支社で決めてくれ。」
「海外との交渉も東京分は支社で頼む。」
「全体の広報は本社がするが、東京でも独自に広報を。」
「在庫倉庫も本社分と東京支社分で分けよう。」

ほとんどの権限を東京支社に任せたのだ。

 

東京支社では、全体の戦略から直接的なお客様サービスまで、
幅広い仕事を行うようになった。

 

東京支社はその後も成長を続ける。
本社の助言がいらないくらいに成長していく。

そして、いつの頃からか、
本社と意見が対立するようになっていった。

 

(本社)
「この商品を全国展開する!」
「東京支社でも営業してくれ!」

 

(東京支社)
「いや、東京では別商品を売ります。」
「その商品は東京以外の支社でどうぞ。」


(本社)
「全国の物流ルートを見直す!」
「東京のルートを確認してくれ。」

 

(東京支社)
「いや、東京には独自ルートがあります。」
「本社が決めたルートは使いません。」

本社と東京支社の関係は冷え込んでいった。

 

でもその時はバブルの真っ盛り。
ほっといても売上は伸びた。
本社と東京支社もバラバラだけど競い合うように必死に働く。
それが会社全体を成長させていった。

 

バブルから不景気へ

しかし!

 

バブル崩壊
景気の後退。

売上が落ち込んだ。
負債も増え続けている。

 

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「この会社はこのままで大丈夫なのか?」

 

不安の声が聞こえだした。

 

そこで本社と支社は検討を重ねる。

「会社の立て直しだ!」
「新商品の開発だ!」
「経費削減だ!物流方法の見直しを!」
「派手なテレビCMを流そう!」
「リストラだ!」
「人件費のカットだ!」

様々な意見が出る。

 

しかし、
ここでも本社と東京支社が対立。

お互いにこれまで会社を成長させてきたプライドがある。
培ってきたノウハウもある。

 

お互いがそれぞれの意見をぶつけ合う。
両方とも会社のことを思っての発言。
会社を潰さないように必死だ。

でも意見が合わない。
というか、相手のことを認められない。
お互いのプライドが邪魔をする。

そして、なかなか進まない会社の立て直し。
本社と東京支社が対立するだけで前に進まない。

 

本社と東京支社、このままではダメなことは明らかだった。

 

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驚きの改革案

そして昨年、株主からの絶大なる支持を得て、
本社社長にH社長が就任した。

 

H社長に期待されているのは改革。
次々に会社改革を実行していく。
時には、乱暴に物事を進めることもあったが、
今この会社に求められているのはそういったエネルギー。
一気に経営を立て直していった。

 

そして!

驚きの改革案を発表する!!!

 

「東京支社を解体して、23区ごとに支店を置く。」

 

!!!!!!!!!!!!

 

なんと!

東京支社を無くしてしまうと言うのだ!

 

「全体方針を決めるトップは2人もいらない。」
「全体の戦略は本社で行う。」
「本社と東京支社の争いは無駄の極みだ!」

 

「本社と東京支社の経費の重複を無くす」
「あのバカでかい在庫倉庫は2つもいらないだろ!」

 

「新たに設ける23支店は本来のお客様サービスに集中させる。」
「東京支社は大きくなりすぎた。」
「これではお客様と顔の見える関係が作れない。」
「23の支店に分割して、より身近な存在に生まれ変わるのだ!」
「なじみの関係を再構築せよ!」
「きめ細かなニーズを拾うのだ!」

 

大反対

これには反対の声が湧き起こる!

  • 東京支社の社員
  • 東京支社の役員
  • 東京支社の取引先
  • 東京支社の売店のおばちゃん
  • 東京支社の近隣の飲食店

みんな自分の仕事がなくなるかもしれないと必死に反対する。

 

「東京支社が築き上げてきた歴史をないがしろにするのか!」
「東京支社が稼いでる売上を本社が取り上げるのか!」
「そんなことよりお客様サービスをもっと考えろ!」
「支店を23も作る費用がもったいないだろ!」

東京支社には歴史がある
これまで会社を引っ張ってきた。
色んな人々の汗と努力により支えられてきたんだ。

突然、解体すると言われて、反対の声が上がるのは当然っちゃ当然だ。

 

どうなるか見てみよう

しかしH社長は、
「会社の将来のためにはこれしかない。」と譲らない。
確かに重複している経費はもったいない。
商品開発や海外との貿易交渉は一本化した方が効率がいい。
大きくなりすぎた支社を細分化することでお客様サービスも向上するかもしれない。
何より、会社全体の方針を決めるスピードが格段にアップする。

お互いに譲れません。

 

そこでH社長は、

「何より大事なのはお客様だ!」
「最後はお客様アンケートで決めよう!!」

と提案します。

 

しかしお客様。
よく分からない。
選べと言われても分からない。
東京支社の解体が自分にどう関係するのか…

「で、あのお菓子はどうなるの?」
「商品の値段は上がるの?」

 

H社長は必死に説明します。
「今すぐには何も変わりせん。」
「変わるのは会社の組織だけです。」

「ただ将来は分かりません。」
「将来も今の値段のままでお買い求めいただけるように、今、会社の改革を行っているのです。」
「この改革で会社の競争力を高めことが、将来的なお客様サービスの安定につながります。」

 

反対派も必死。
「お菓子の値段がすぐに上がるかもしれませんよ。」
「東京支社が守ってきたものが無くなるのです。」
「東京支社解体には課題が多すぎる!」

 

 

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 お客様アンケートはもうすぐ実施されます。

 

さてさてどうなるか・・・・

 


あ、ちなみにもしかしたら、

H社長の改革に賛成って人、
大阪都構想に賛成かもしれません。

いや、東京支社は残すべきだ!
今の組織のままで会社の生き残りを考えるべきだって人、
大阪都構想に反対なのかもしれません。

あくまで「もしかしたら」の話です。