情熱中年サラリーマン後悔と決意とつぶやき~人生をガラガラポン!~

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中年サラリーマン後悔と決意とつぶやき

【青春の記憶】バカになるほど本気になるって素晴らしいよなって話

 【目次】

 

はじめに

始めに言っておく!
あの時は大真面目だったんだ。


本気だった。ガチだった。
だけど・・・

 

炎上覚悟で今だったら炎上してたかもって話を書く。
良かったら最後まで読んでくれ!

 

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絶対に勝てない相手

~約25年前、中学3年の夏~

 

俺(たか)14歳、バレーボール部。
最後の県大会に挑もうとしていた。

 

俺の学校は新人戦3位の強豪校。

県2位も狙える自信があった。
2位の学校には練習試合では勝ってた。

 

しかし絶対に勝てない相手がいた。

 

史上最強との呼び声のあったA中学だ!

俺たちは、全ての大会でA中学に敗れていた。


しかも当時は今と違って15点マッチだったが、
0-15、1-15という圧倒的大差で負け続けていた。


まったく歯が立たなかったのだ。

 

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バレーボールの話です・・・

組み合わせ

そして中3の夏、最後の県大会。
組み合わせを見て愕然とした。

 

1回戦、A中学校


おいおいおいおい!
まじかよ!!

 

何とも言えない感情だ。


部活に燃える男として、

「うわぁー最悪!!」とは言いたくない。


やる前から負けを認めたくない。

だからと言って嬉しいわけじゃない。


最後の県大会、1回戦負けは嫌だ。 

 

どうする?これどうするよ??

 

作戦会議

組み合わせが発表されたのは大会の1ヶ月前。
まだ時間はある。
何とか勝てる方法はないのか?

 

顧問はバレー未経験者で試合のみ参加。
練習は自分たちでやっていた。

 

まずは作戦会議。
全員で勝つための方法を話し合う。

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この話は中学生の頃の話です・・・



「普通にやっても勝てないよな?」

冷め気味のBが発言する。

 

「いや1ヶ月本気で練習すれば何とかなるだろ!」

熱血バカのC。

 

「だいたいA中ってデカすぎるんだよな。反則だよあれは。」

チームで一番小さいDがグチる。

 

そう、問題はDが言ったとおりだった。

 

相手のスタメンは、     

・180超えが3人
・170センチ代が2人
・160センチ代が1人

 

俺らは、

・170センチ代1人
・160センチ代4人
・150センチ代1人

 

圧倒的な身長差があった。

これを何とかしないと絶対に勝てない。

そうなんだ。

 

Cの熱血練習理論だけでは絶対に勝てない。

練習では背は伸びない。
この差を埋めるには戦略が必要なんだ。

 

俺の提案

そして・・・

 

俺はある作戦を提案した。

 

 

 

「肩車をしよう!」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「肩車で身長差を埋めるんだ。」
「身長差が無くなれば技術では負けてない。」

 

意外と笑う奴は誰もいなかった。
誰も笑わずに肩車の是非を本気で考えた。

 

そしてみんなが賛同する。

「それ、いいかもな。」
「やってみようよ!」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

実際に試してみる。


上に乗るのは提案した俺。

下の土台は唯一の170センチ代、冷め気味のB。
いつもは冷め気味のBもなぜかノリノリだ!

 

やってみるといい感じ。

上に乗っても意外と安定感がある。
筋肉質のBは最高の土台だ!

 

肩車で上からアタックする。

肩車で相手のアタックをブロックする。


攻撃にも守備にも使える作戦だ!

いける、これはいけるぞ!!

 

作戦は決まった!!あとは練習あるのみ!!

 

それからの1ヶ月。


必死で練習した。

通常の練習も限界までやったし、肩車の精度も高め続けた。

 

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この話は人間の話です・・・

最後の県大会

そして大会当日。

 

俺らは自信に満ちていた。
ついにA中に勝つときが来たんだと!

 

今日の俺らは今までとは違うぜ!
猛特訓をやってきた!

 

さらに秘密兵器も持っている!!

 

全員の表情は自信と気合で溢れている。
集中力はMaxだ!!

 

凄くいい状態で試合に望んだ!

 

 


よし!!!!

 

いくぞ!!!!!!

 

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出し惜しみは無しだ。


いきなり秘密兵器でいくぞ!

B!準備はできてるな!!

 


Cのサーブで試合開始!

 

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相手がレシーブ、トス・・・・

 

アタックを打とうとしたその瞬間!!

 

 


うりゃぁぁぁぁぁぁ!!!

 

 

 

秘密兵器登場!!
俺&Bの肩車ブロック!!!

 

 

俺「B!レフトだ、レフト!」


B「オッケー!任せろ!!」

 

 

手を伸ばす俺!

アタックを打つ相手!

 

 

 

バシッ!

 

 

 

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ボールは相手コートに落ちる。

 

 

き、決まった!!!!
決まったぁぁぁぁーーーーー!!!

 


「うぉーーーーーーーー!」

「おっしゃぁぁぁ!!!!」

 

ガッツポーズの俺!

 

集まってくるチームメイト!!

 

 

「たかーーーーーーー!!!」

「Bーーーーーーーー!!!」

 

 

ハイタッチするチーム!

大歓声のベンチ!

びっくり仰天の相手選手!

騒然とする会場!

 

 

やったぜ!大成功だ!!

どんどん行くぞーー!!!

 

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そのとき!!!

 

 

ピピピピピ

審判の笛が鳴った。

 

 

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そしてイエローカードが提示される!

 

 

 


え!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

だ、ダメなの???

肩車って反則なの???????

てか、バレーにイエローカードってあったの??

 


審判「次やると退場だよ!」

 

普通に怒られる俺。


本気の本気で考えて1ヶ月猛練習してきた。
その作戦が音を立てて崩れ去る。
まさにガラガラポン

 

アタックを止められた相手選手が一言。

「そりゃそうだろ。」

 

 

 

ちょっwww

 

 

 

こうして本気で考えた秘密兵器は封じられた。

 

これに全てをかけていた俺たちはもうワケワカメ。


立て直しなんか出来ない。やられ続ける。
結局いつもどおりボコボコに敗北した。

 

試合後

試合後、俺たちは笑った。
てか、爆笑した!大爆笑!!!

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どんな大会よりも笑った。
どんな大会よりもスッキリしていた。
どんな大会よりも後悔はなかった。

 

負け惜しみでも何でもない。
負けたことなんかどうでもよかったんだ。

 

ただ、

 ・肩車は反則だった
 ・バレーボールにイエローカードがあった
 ・俺たちは1ヶ月本気で勝利を目指して努力した

それだけだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「誰だよ、肩車って言い出したの!!?」

 

「俺だよ笑」

 

「お前バカだろ!!笑」

 

「てか、イエローカード初めて見たわ笑」

 

「サッカーかよ!!!」

 

ぎゃははははは笑

 

 

そこに現れる顧問。

 

「一瞬お前ら天才かと思ったよ!」
「世界のバレーボールが変わるかと思ったわ。」

「けど本部に怒られたぞーーーー!」

 

 

ぎゃははははは笑

 

 

今なら炎上??

ヤベ、書いてて泣きそうになってきた。


悲しくないし、嬉しくもない。
痛くもないし、かゆくもない。


だけど、思い出すと涙が出そうになる思い出だ。

 

泣いてしまいそうなので今日はこの辺で終わろう。

こんな自分騙りに付き合ってくれてありがとー!

 

ちなみにこの話。
俺の地元のバレーボール界では超有名な話だ。


特に同年代には「ほらあの肩車の!」でだいたい通じた笑

 

今なら誰かが動画とか拡散してバズったのかな?
サイテーヤローとして炎上してたのかもな。

 

追伸
バレーボールに関わる皆さん、肩車は反則らしいよ!