【目次】
吉田と富安
サッカーアジアカップ2019熱かったよな。
日本は惜しくも準優勝だったけどよくやったよ。
十分楽しませてもらった。
ベテランと若手の融合が印象深い大会だった。
その象徴とも言えるセンターバックのコンビ、
30歳の吉田と20歳の富安。
吉田は日本史上最高峰のセンターバック。
イングランド、プレミアリーグでプレーする選手だ。
代表歴も長くW杯、オリンピックなど国際試合の経験も豊富だ。
一方、富安は若手の有望株で今大会レギュラーに大抜擢。
フル代表としての公式戦は初めての選手。
実績で言えば吉田が断然上。
しかし今大会の富安も素晴らしかった。
いよいよ世代交代かと思わせる内容だった。
そんな二人が噛み合った守備は盤石だった。
吉田の言葉
そんな中、吉田が語った言葉が印象に残った。
「僕自身、若い選手たちが、超えなければいけないハードルをもっともっと高く設定できるように、残り短いキャリアで頑張りたい。」
何かさ、これすっげーよな。
後輩の成長は嬉しい。
もっともっと成長してほしい。
けどな、俺も成長しているからな。
負けないぜ!
いつか超えてみろ!
だけどそのハードルは高いぜ!!
人間は進化し続ける。
色んな世界記録も更新され続けていくだろう。
ボルトより速い人間も出てくるだろう。
後輩が先輩の実績を超えていく。
ある意味、当たり前のことだ。
だからこそ、その超えるハードルをもっと上げておく。
素晴らしいね。
背中を見せる
俺にも部下や後輩がいる。
今まで色んな人材育成に関する研修も受講してきた。
「怒るんじゃなくて叱る」
「褒めて伸ばす」
色んなことを試してきた。
でも、まずは自分なんだ、背中なんだ。
いつか自分なんて後輩が超えていく。
ただ、その超えていくであろうハードルを限界まで上げる。
これだな、これ、まじこれ。
吉田選手のように情熱を注げるものがあるって素晴らしい。
全身全霊で取り組んで、何かのハードルを限界まで上げる人生っていいよな。